自動車保険・補償内容の比較

任意の自動車保険の場合、保障対象を自分で選ぶことが可能なんですね。
ここで、何を保障するかによって自動車保険の保険料金の見積が大きく変わってくるんです。

自動車保険には「対人賠償保険」、「対物賠償保険」、「搭乗者傷害補償保険」、「車両保険」、「人身傷害保険」などが基本として挙げられているんです。

このうち、保険料金でもっとも大きな比重を占めているのが車両保険なんです。
反対に補償額が大きいのに、保険料が低いのが対人賠償保険ですね。

保険会社によっては、これらの保険をひとまとめにしてセットとして、割安として販売している場合があります。
しかし人によっては個別の保険に加入する方がお得な場合もあるんですね。

自分に必要なものは何かよく考慮して、
自動車保険の補償は比較するようにすると良いと思いますよ。

自動車保険の見積もり時期について

自動車保険の見積を出してもらう時期についてですが、新車でない場合は継続保険ということになるんですね。
ですから、現在の自動車保険が満期になる少なくとも２ヶ月前には見積の検討を行いたいですね。

この際、何年も利用している保険会社だったとしても、新たに見積を出してもらうことをお勧めします。
ちょっとした条件を変更するだけで、保険料が数段安くなるケースもあるんですね。

また、契約保険会社に直接頼まず、自動車保険比較サイトの無料見積を利用してチェックするという方法もあります。

また、自動車保険では等級制度が利用されているのが一般的ですが、この等級は保険会社が変わっても利用できる場合が多いんですよね。
若干、等級の設定方法に差はあるかもしれませんが基本は同じですので問い合わせてみることが重要だと思います。

自動車保険の種類について

自動車保険は「保険」プラス「特約」で成り立っているものです。
基本となる自動車保険は大きく分けて以下の５種類となります。

対人賠償保険

　自賠責保険では保障しきれない部分をカバーする保険となります。保険会社の多くで、この保険は絶対に加入することになっています。

対物賠償保険
　被害者の車両保障のほか、事故に巻き込まれた看板や電柱などの保障も行われる保険です。

搭乗者傷害補償保険
　加害者側の車に乗っていた搭乗者に対する保障です。

車両保険
　保険加入者の車両に対する保険です。

人身傷害保険
　搭乗者保険と非常に似ている保険です。

これらの基本保険に「無保険者補償特約」、「弁護士費用特約」、「教育費特約」、「ドライバー限定特約」などの特約を付随したものに申し込みするケースが多いようですね。

自動車保険と一括見積もり

自動車保険の一括見積の際に必要になるのは、車の年代、運転者の年齢、事故歴、等級などですね。
これらを入力すると各保険会社の見積がすぐに出されることになります。

この一括見積の際には、自動車保険比較サイトを利用することになるんですね。
その自動車保険サイトですが、損害保険の代理店を兼ねている場合と、保険会社が直接被保険者と保険契約を結ぶ場合との２種類があります。これは比較サイトの中に記載されているので確認してみてください。

比較サイトが代理店である場合、事故発生時はその代理店を通しての対応と言うことになるようです。
一括見積を得る際には、実際に契約する相手も知っておく必要があるんですね。

また、自動車保険の保険料の額はもちろん重要ですが、事故の際に頼れるかどうかも重要なポイントとなってくると思います。
そのため自動車保険の一括見積の際には、ブログなどの口コミ情報などもよく読んでおくといいですよ。

■自動車保険の一括見積もりが出来ない場合は？

自動車保険の無料一括見積は、基本的に３、４、５、７ナンバー（普通乗用車や小型車、軽自動車など）の自家用車のために設定されているんですね。
そのため、この見積が利用できないケースも出てきます。

自動車保険の無料一括見積を利用できない車両について
ここでは触れてみます。

・キャンピングカーなどの8ナンバー車両
・改造車
・等級が1か2である場合
・営業用の車両
・一部バイク
・1ナンバーの普通貨物車
・フリート契約車（10台以上の車両を保持する人）

これらの車両のための自動車保険見積は、各保険会社にそれぞれ直接問い合わせる必要があるんですね。。

しかしながら、保険会社によって無料一括見積のための設定は違ってくるので、まずは入力して確かめてみるのがよいと思いますよ。

自動車保険の一括見積もりについて

自動車保険の見積には一切費用は掛からないんですね。
また、見積を出してもらったからと言って、その保険会社を利用しなくてはならないわけでもありません。
出来るだけ多くの会社から見積をもらうのがよいと思いますよ。

「でも、どうやって、そんなに多くの会社に見積を頼むの？面倒くさい」と思われるかもいるかもしれません。
比較サイトであればそれが簡単に可能となるのです。
多くの主要保険会社が見積サイトに登録されていますので非常に便利なんですね。

さて、その自動車保険比較サイトで、無料一括見積もりが出来る保険会社についてですが、主要保険会社はほぼ網羅されています。

ソニー損保、アクサダイレクト、アメリカンホームダイレクト、三井住友海上、チューリッヒ、富士火災、あいおい損保、三井ダイレクトなどが代表的な登録会社ですね。

■自動車保険の一括見積書で比較するするポイント

さて、自動車保険の比較サイトで一括見積書を割り出してもらったら、次はそれぞれの保険会社を比較することになると思います。

この際にポイントになるのが、保障内容と保険料ですね。
この金額でこれだけの保障は納得のいくものかどうか？というのが判断基準となります。

また、基本保障内容が同じであれば、その会社の持つ「特典」にも目を向けてみると良いと思います。
最近では、自動車保険会社の競争が激化しているので、この特典で他社との差別化を図っている会社が多いようですね。

基本保険に加えて、どのような特典が得られるのかも自動車保険選びの際には重要なことなのです。

一括見積書を見て、まず気に入ったところを数社選び出し、さらに特典を比較して保険会社を絞っていくとよいのではないでしょうか？